学校の様子

今日は2年生の災害看護の授業があり、済生会病院救急外来からお越しいただいた講師から「トリアージ」を学びました。

看護師役と傷病者役に分かれて、災害時を想定して2人1組×4組(8人)で20名ほどの傷病者をトリアージしてくという演習。
「痛い」「早くしてくれ」「助けて」「こっちに来て」などたくさんの声が飛び交う中、冷静に判断することは難しい事です。
今月末には済生会看護専門学校合同、災害救護訓練があるのでそちらの訓練にも今日の授業を活かしてほしいです。



※トリアージとは
大規模災害などで負傷者が多数発生した場合、駆け付けた救急医、看護師により病院に搬送する順番やどのような治療が可能な
病院に送るべきか現場で判断したり、病院に搬送されてきた多数の負傷者の治療の順番や、他の高度医療を行える病院への転送
などの判断をします。「トリアージ」された患者は重症の度合いが一目でわかるように4色のラベルの色で区分けされます。
区分けされる事によって混乱する中で誤りのないように搬送順位は治療順位等が診断に従って行えるように、関係者に明示されます。

【色分け】
・赤(緊急):命にかかわる状態で緊急に治療が必要
・黄(準救急):治療は必要だが数時間の待機は可能
・緑(緊急性無):比較的軽傷で待機が可能
・黒(生存可能性無):診察時にすでに死亡が確認        4つに分類し、以降搬送・治療などの優先順位が決定する。


学校の様子

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